MLBロサンゼルス・ドジャーズは逃げ回る人達だった!

2025年のMLBワールドシリーズは日本人三選手(大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希)の大活躍もありロサンゼルス・ドジャーズが2連覇し、TV観戦で大熱戦を日々堪能させてもらった。
ところでドジャースの(Dodgers)の名前の由来についてご存じですか?

Dodgersは訳すと「避ける(よける)、逃げ回る、かわす人達」です。
子供の頃によく遊んだあのドッジボールの「ドッジ」です。何故こんな変な名前になったのか?不思議に思ったのでちよっと調べてみました。
ドジャースの名前の由来は、もともとの本拠地であるニューヨークのブルックリンの街の様子にあります。
ドジャースは元々、ニューヨークのブルックリンに本拠地を置いていました(1958年にロサンゼルスに移転)。
1950年代のブルックリンの街中には路面電車(トローリー)が数多く走っていました。
住民たちは、その路面電車を”よけながら(dodge)”道を歩いていたため、当時の新聞記者などから「**トローリー・ドジャース (Trolley Dodgers) **」(路面電車をよける人たち)と呼ばれるようになり、それが短縮されて「ドジャース」という球団名になりました。
「ドジャース」は「よける人たち、逃げ回る人たち」という意味で、まさにブルックリンの日常の光景(添付)から生まれた名前なのです。なるほど面白いですね。

(当時のブルックリンの賑やかな街中と路面電車)
ドジャーズとワールドカップを争って大接戦を演じたカナダのトロント・ブルージェイズも強かった。トロントのホームスタジアムで最終の第7戦の延長激戦の末にワールドカップを逸したブルージェイズは可哀そうだった。涙を流す選手もいて勝負の世界は厳しいですね。

カナダのトロント・ブルージェイズの名前の由来は、「Blue Jay(アオカケス)」という鳥(添付写真参照)です。
アオカケス(Blue Jay)は、北米に生息する鮮やかな青色の羽を持つ美しい鳥で、本拠地があるオンタリオ州の州鳥にもなっています。
チームカラーの「青と白」にもマッチしていること、またカナダを象徴する存在であることから、チーム名に採用されました。
チームのロゴにもこのアオカケスがあしらわれています。


