私の故郷あれこれー大洲城に1泊100万円で泊まれます!

日経新聞2019年7月11日夕刊の「我が町の城、泊まれます」の記事に目が留まった。

私の故郷、伊予(愛媛県)大洲市の大洲城の天守に1泊100万円で泊まれるサービスを2020年4月から開始するという内容で、その「1泊100万円」というべらぼうな高さに、さらにびっくり!

新聞記事は下記の画像をクリックしてご覧ください。

大洲城 城泊

 

大洲市は昨年(2018年)の西日本豪雨災害で大きな被害を被り全世帯の約3割の4600世帯が浸水し死者4人も出した。少子高齢化で人口も減少しており、町の復興・活性化には、とても良いニュースだ。

天守閣に畳を敷き家具類を置き浴室やトイレは景観に配慮しながら二の丸や本丸に設置するという。

しかし、「1泊100万円」では外国人のお金持ちしかターゲットにできないのではないか?と疑問に感じた。
ネットで調べるとヨーロッパの古城2日間貸切で20,000ポンド(約270万円)とあるから海外でうまく宣伝すれば成立するのかもしれない。
政府の観光庁も「観光ビジョン実現プログラム2019」で後押ししているようだ。

年間30日ほど宿泊施設にするというから年間売上は3,000万円、その他に観光の鵜飼やお土産などにお金が落ちるから4,000~5,000万円のいわゆるインバウンド消費が見込める。

なによりも、成功すれば大洲市にとっては、「伊予の小京都・大洲」を観光地ブランド化して世界に売り込む起爆剤になるビッグチャンスだ。

大洲城本丸内部

(大洲城天守閣の内部)

この「城泊」を仕掛けたのは、バリューマネジメント
という会社で2005年設立、社長は他力野 淳(タリキノ ジュン)氏

「文化を紡ぐ」をテーマに歴史的建造物の利活用をメイン事業に歴史的価値が高い建物の再生に取り組んでいる会社です。

最近では、国の指定登録有形文化財である「鮒鶴(ふな・つる)京都鴨川リゾート」(京都市)や「竹田城 城下町 ホテルEN」(兵庫県朝来市)、「平安神宮会館」(京都市)など、
に取り組み、人気スポット化しています。

他力野 淳氏のインタビュー記事
で次のように述べておられます。
「日本には文化的価値のある古い建物、歴史的建造物が150万棟ほどあり、そのうち税金で保全できているのは1割程度です。つまり、今後多くの歴史的建造物が空き家・空きビルとなり、取り壊される危険にさらされていくことになります。歴史的建造物すべてを税金で保全するのが無理ならば、民間で守っていかなくてはならない。それなら、マネタイズできるような施設運営をすることで、歴史的建造物を守ればいいのではないかと着想しました。」

バリューマネジメントが報道各社へ配布したプレゼン資料
「バリューマネジメントが新ブランドを発表!コンセプトは「まだ見ぬ時と出会う場所」
~日本初の天守閣を貸し切る大洲城城主体験や太宰府天満宮門前町ホテルなど続々オープン予定~

 

大洲城城主体験では金持ちしか利用できないから、「1泊100万円城主体験」を起爆剤にして、次には、大洲の街中には「おはなはん通り」などに情緒がある古民家が多く残っており、古民家を利活用したホテルやイベント施設などで一般庶民の観光客も気軽に来れるようにしてもらいたい。

余談ですが、私は2004年の大洲城天守閣再建のときに瓦1枚分の寄付をしたのを思い出しました。多くの大洲市民からの寄付もあり再建されたので、是非今回の「大洲城びっくり!プロジェクト」を成功させてもらいたい。

伊予の小京都 大洲市

それにしても、大洲市のホームページを視てみたが、この大洲市にとってビッグチャンスのニュースがどこにも載っていない!(7/13現在)
大丈夫ですか?大洲市長殿!

(参考)
日本100名城

大洲市観光情報

大洲城の歴史・沿革

 

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