ネクストライフのヒントー書評:百歳人生を退屈しないヒント

時々立ち寄る本屋さんで、この本「百歳人生を退屈しないヒント」が目に留まりました。本のタイトルが”退屈しないヒント”と軽やかな表題にも魅かれて買ってみました。(キャッチコピーのつけ方は大事です!)

作者は67才の精神科医の保坂 隆氏で他にも定年後や老後をテーマにした本を何冊か出されている方でした。

読んでみた印象は、
「人生100年時代をどう生きるか」というどちらかというと重いテーマを、前向きな気持ちこそ大事という意図で、百歳人生時代の考え方や事例などが多く網羅されています。

「知的ひきこもりが面白い」とか「長生きという退屈」などの上手いキャッチフレーズを付けた章、節、で軽やかな文体でコンパクトに書かれていて読みやすかったということです。

ただ、セカンドライフの他の人の事例の突っ込んだ紹介はなく物足りなさも感じました。
”百歳人生を退屈しないヒント”はいろいろ書いておくが、後は自分で感じた部分を自分に合う方法で実行に移してください、ということです。

目次は
はじめに
第1章:50代から備えるお金に困らない生き方
第2章:親子、夫婦で、傷つけない関係をつくる
第3章:70歳になったら知的ひきこもりが面白い
第4章:90歳までに老いる準備を始めよう

の章立てになっています。

私は既に古希を過ぎていますので、主に第3章、第4章で気になったキーワード、センテンスを記録しておきます。

待ち受ける「ライフ・シフト」。老後をどう生きるかではなく、年金も当てにできない現在、できるだけ健康でより長く働くことが求められる時代がやってくる。
・お金だけでは解決できない「長生きという退屈」。暇と退屈は人を鈍感にし活力を奪い老化を加速させる。
・堂々とひとりを楽しめる黄金期が始まる。
・AIに聞いてみた「健康寿命を延ばすヒント」-意外にも健康的な生活習慣とば無関係に見える「本や雑誌をよく読む」が圧倒的な1位だった。
⇒これは私にも意外でした。脳に常に新しい情報を与えることが健康寿命を延ばすことにもつながるようです。

・「テレビをつけっ放し」で認知症のリスクが高くなる。
・学生生活をもう一度思い切り満喫する。
・人には必ず自分を生かせる場所がある。
・スマホを使いこなすと、人生がさらに豊かになる。
・たくさんの思い出こそ生きる力になる。
・いくつになっても人生は驚きと喜びに満ちている。
・「ちょっとだけ無理をすること」が大事。

私はまだ「老いる準備」や終活は始めていませんが、いつものように「なんとかなるさ!」では済まされない歳に差し掛かり、そろそろ考えておかないとなりません。

 

 

 

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