竹内まりやの「人生の扉」が心に沁みる
5年ほど前の正月を故郷で過ごした折、久し振りに会った親しい後輩と若い頃に行きつけだった茶店に行くため車に乗せてもらった。
車内で女性歌手の軽快なポップスが流れていたので、誰かと聞くと「竹内まりや」でした。
後輩の奥さんは竹内まりやのファンでよく聴いているとのことだった。 後輩が後からCDにダビングして渡してくれました。 それまでは「竹内まりや」をよくは知らず、特別にファンでも何でもありませんでした。
貰った竹内まりやのCDを聞き、その歌曲の軽やかな清々しさがすっかり「myお気に入り」になってしまった。 中でも「人生の扉」は歌詞が古希を過ぎた団塊世代の私には心に沁みいり、好きな曲です。
ネットで竹内まりやを検索すると、YouTubeで「人生の扉」を無料で聞けるし、歌詞も難なく手に入れることができます。
ネットの威力を実感しますが、これでは、音楽CDや本の売れ行きが落ちてレコード会社や出版業界が苦しいのは当然です。
・竹内まりや「人生の扉」の動画(YouTube)
この歌詞にある「満開の桜や 色づく山の紅葉をこの先いったい何度 見ることになるだろう」という歌詞は、もう20年も前になりますか、入院していた私の母が亡くなる前の年に車で夜桜を見に病院から連れ出した時の記憶と重なります。
お城山の夜桜を車を坂道に止めヘッドライトをアップにして、窓越しに満開の桜を見せた時が母にとって最後のお花見となりました。
私にとってもこれからいったい何度の桜の季節が残されているのだろうと、聴くたびに少しセンチメンタルになります。But I still believe it’s worth living
I say it’s sad to get weak
You say it’s hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it’s worth living
But I still believe it’s worth living
REF:竹内まりや-Wikipedia