シニアにも役立つスマホアプリ:NHKニュース・防災アプリ

新型コロナウイルスの感染拡大の状況が日々気になっています。全世界で猛威を奮っており欧米では感染爆発(いわゆる感染オーバーシュート)が起きて、各国で外出規制が相次ぎ医療崩壊の危機にさらされています。

一方で日本では幸いにもまだ感染爆発は起きてなく外出規制などの強硬な措置もされていません。ただ、日々の感染者の数は増えており、オーバーシュートの手前でギリギリ持ちこたえており予断を許さない状況です。
3/19(木)の新型コロナウイルス対策専門家会議のLive会見では国民に危機感を共有し、感染を防ぐための個々の行動を律する協力を強く呼びかけています。

私はダイヤモンドプリンセス号の感染対応の手際の悪さやTVのワイドショーなどで何故PCR検査を受けさせないのかなどの報道から政府の対応は後手後手に回っており、厚生省や首相にアドバイスしているコロナウイルス対策専門家会議は本当に専門家か?一体どういう判断をしているのだろうか?と感じていました。

そんな折、3/9(月)夜にスマホに入れていたNHKニュース・防災アプリから「今、コロナウイルス対策専門家会議の会見のLIVEをやっています」とプッシュ通知がありました。早速、クリックしてLIVE動画を視ました。

ニュースでは時間の制約があり断片的な情報しか伝えられませんが、専門家会議のLIVE動画を見ると、包括的な情報を30分以上発信しており、Q&Aもあり、危機感を持って真剣にやっているなとは感じました。

さらに10日後の3/19(木)夜遅くにもコロナウイルス対策専門家会議の会見のLIVEがありQ&Aも含め1時間以上の会見を注視しました。

新型コロナウイルス対策専門家会議

厚生大臣の会見やニュース報道は時間が限られておりサマリー(要約)報道だけで何故そのような動きになったかなどが説明されず消化不良になります。TVのワイドショーなどは何故PCR検査を拡大しないのか、施策・指示があいまいだ、などの批判報道に偏りがちです。

しかし、この専門家会議の会見をじっくり視ると、現状をどう分析してどこに危険が迫っており日本はどのような対策をすべきかを昼夜を問わず危機感を持ってギリギリの対応してくれていることが伝わってきます。

日本方式のコロナ感染対策の要点は、医療体制の限界を踏まえた上でウイルス感染の初期の段階でウイルス感染のクラスターを追跡し早くつぶすこと、中国や欧米のような地域封鎖・強硬な行動規制となる事態を避けて、社会生活を維持しつつ経済ショックを最小限にしながら、医療崩壊となる事態を避け、ウイルス感染数をなだらかに推移させ、その間にコロナ対応の医療体制を拡充し、治療薬やワクチンができるまでの時間稼ぎをすることが狙いのようです。

欧米各国が強硬な外出規制をせざるを得ない状態に追い込まれている一方で、日本は外出規制もなく社会活動は維持できているのは日本の医療水準が高いこと、日本人の真面目さ、民度の高いことの現れであり有難いことですが、日本が今後オーバーシュートが起きずに終息に向かうかはまだ分かりません。我々個々人が危機感を持ち大変だけれど皆んなが自制的行動をする必要があります。
日本方式のコロナ感染対策がいつまで続けられるか瀬戸際のようです、日本方式のコロナ感染対策での成功を祈るばかりです。
いづれにしても半年~1年に長期戦となりそうです。

NHKニュース・防災アプリは2018年7月の台風7号による西日本豪雨災害の時、私の実家がある愛媛県・大洲市の実家が氾濫した肱川のすぐ近くにあり、川の氾濫状況をLiveで視たくて私のスマホに入れました。幸い私の実家は浸水を免れました。

関東地方を直撃した令和元年台風第19号の時も逐次情報がスマホにプッシュ通知されNHKニュース・防災アプリは大変役立ちました。

シニアの方でガラケーからスマホに入れ替えた方、スマホをお持ちの方でまだ十分に活用されていない方は、このNHKニュース・防災アプリは必要な情報を迅速に知らせてくれてお勧めです。無料で使えます。

NHKニュース・防災アプリ

このアプリから「今、XXXXのLIVEをやってます。」とプッシュ通知があり近くにパソコンがあればNHK NEWS WEBで大きな画面で見ることもできます。
緊急ニュースが多いときは着信音が頻繁に鳴り少し煩い場合は着信音の音量を下げておきます。

NHKニュース・防災アプリのダウンロード方法と使い方は次の情報が参考になります。

<参考情報>
スマホアプリをインストールする方法

NHK ニュース・防災アプリの使い方と設定方法を画像付きで解説【iPhone、Android】

 

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