家具・インテリアの賢い選び方ー知っておきたい「布団選びの基礎知識」

知っているようで意外と知らない? 布団の種類について

布団は1日の3分の1という長い時間をともにする生活必需品です。

しかし布団の種類については、知っているようで意外と知らないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、布団の種類や特徴についてまとめました。

 

日本で最も多くの人が使っている「綿布団」


中綿に綿を半分(50%)以上使用したものです。
特に真わたではなく木綿わたを用いた布団を指します。

日本では最もポピュラーな寝具として多くの人に選ばれていますし、アジアを中心に世界各国でも使われています。
綿布団は吸湿性・保湿性に優れており、日干しをすることでさらに快適に使うことができます。

また復元力も高く、寝返りをうちやすい適度なやわらかさもあります。
綿の布団は「打ち直し」をすることで柔からさを取り戻しますが、打ち直し後のわたが新品同様になるわけではないので、打ち直しは2回ぐらいが限度でしょう。

 

軽さとあたたかさをあわせ持つ「羽毛布団」



水鳥の羽毛(ダウン)を半分(50%)以上、布団の中に詰め込んだ掛け布団です。
羽毛はダウンジャケットなどにも使われているように、ふっくらとしてあたたかく、さらに軽いため掛け布団に適しています。

羽毛布団にはグース(ガチョウ)のものとダック(アヒル)のものがあり、グースの布団のほうがやや高価です。

羽毛布団は、細かい羽毛が布団の繊維の隙間から飛び出さないように、布団の生地には繊維が細かい
特別なものが使われています。
羽毛布団を選ぶ際は、羽毛の片寄りを避けるため、キルティング加工がされているものを選ぶとよい
でしょう。

 

お手頃価格でふんわりあったか!「羽根布団」



ダウンを50%以上含む「羽毛布団」は軽く温かいのが魅力ですが、かなり高価なのが難点です。

気軽に買い替えられるという意味では、お手頃価格で購入しやすい「羽根布団」を選ぶのも手です。
羽根布団は、スモールフェザーの比率が高い(ダウン比率50%未満)布団を言います。

羽毛布団に比べるとやや重くなりますが、綿布団に比べれば圧倒的に軽く扱いやすいです。

軽いながらもしっかりと温かさを感じられます。
コストパフォーマンス良が魅力です。

 

吸湿性に優れた快適な布団「羊毛布団」



羊毛の布団は吸湿性・発散性に優れているのが特徴です。
寝ている間の汗を吸い出し発散してくれますので、ジメジメせずに快適に眠ることができます。

「GFマーク」(全日本寝具寝装品協会による品質表示基準をクリアした証)や、ウールマークの付いているものを選ぶとよいでしょう。

羊毛布団は少し高価なものが多いですが、快適に眠りたいという人におすすめです。

 

ほかにもさまざまな種類の布団があります!


ポリエステルわた(合繊)入りの布団は取り扱いやすく、比較的安価なのが魅力。

ポリエステルは水分を吸いませんが、繊維の間から放湿するためあまりジメジメせずに使うことができます。
また最近では、表面が凹凸状になっている、ウレタン製のムアツ布団も人気です。
もとは床ずれ防止のため開発された布団ですが、体の圧をバランスよく分散してくれるので、安定感があり快適です。

また、凹凸面が湿気をうまく逃がすため、通気性が良いのも特徴です。

 

布団セットのバリエーション

布団セットを選ぶときのポイントとして、素材、サイズ、和式用/ベッド用、セット布団/単品(掛布団、敷布団など)、和式用では敷布団の厚みなどがあります。

素材の主なバリエーションは上記に説明しましたので、用途別バリエーションについて、次に布団選びのポイントとして次に説明します。

(1)布団セットのタイプ:和式用/ベッド用 畳やフローリングに敷布団を敷いて使うタイプの敷布団付きの「和タイプ」と、ベッドをお持ちの方でベッド専用のスプリングマットレスをお持ちの方のためのマットレス用の
ボックスシーツがセットになった「ベッドタイプ」があります。

(2)セット布団が人気 買って届いてすぐに使え、カバーリングも付いたセット布団がお買い得感もあり、人気があります。

・布団8点セットの構成例

構成例 和タイプ ベッドタイプ
掛布団 掛布団
敷布団 敷パッド
肌掛け布団 肌掛け布団
掛布団カバー 掛布団カバー
敷布団カバー ボックスシーツ(マットレス用)
枕カバー 枕カバー
収納ケース 収納ケース

 


(3)布団セットのサイズ・バリエーション 一般的に、シングル~キングサイズがあります。
その他に、子供用のジュニア/セミシングル、ベビー用やキングよりも幅広のワイドキング、ファミリーサイズなど 特別なサイズもあります。

通常、ネットで入手しやすいのはやはり需要が多いシングル~キングまでで、それ以外のものは、販売しているショップが少なく特注になる場合があります。

サイズ 和タイプ、ベッドタイプ共通 和タイプ ベッドタイプ
  掛布団 敷き布団 ボックスシーツ
セミシングル (125~135)x(185~200) (80~90)x(185~200) (80~90)x(185~200)、マチ幅25~30
シングル 150x(200/210) 100x(200/210) 100x(200/210)、マチ幅25~30
セミダブル 170x(200/210) 120x(200/210) 120x(200/210)、マチ幅25~30
ダブル 190x(200/210) 140x(200/210) 140x(200/210)、マチ幅25~30
クイーン 210x(200/210) 160x(200/210) 160x(200/210)、マチ幅25~30
キング 230x(200/210) 180x(200/210) 180x(200/210))、マチ幅25~30
ワイドキング 250x(200/210) 200x(200/210) 200x(200/210))、マチ幅25~30

(参考)
ベッドで敷き布団を使う場合、例えば、マットレスなしのベッド・フレームに和式布団セットを敷いて使う場合は、
ベッドの床面の長さは200cmが主流ですので敷き布団が計算上10cmほどはみ出しますので、 気になる方は前もって注意が必要です。

(4)敷布団の厚みと選び方 和式布団セットの敷布団には厚みや硬さで色々なタイプがあります。
また、硬さの好みは個人差がかなりあります。 腰痛持ちの方は硬めの敷き布団を好まれる場合もあり
ます。

一昔前は、木綿わたを充填した敷布団が主流でしたが、重くて厚い、価格が高いことなどから、現在ではポロエステルわたが主流となっています。
ポロエステルわたと硬わたやウレタンフォーム、羊毛との混合の多層(2~3層)構造の敷き布団が多く出回っています。

さらに、ポロエステルわたに抗菌・防臭・防ダニ加工をほどこしたものもあります。

 

敷布団選択の参考

  敷布団の厚みタイプ 概要 使い方の参考
選択1 硬わたなしの一般的タイプ 厚み5cm前後、柔らかめ 敷布団の2枚重ねや、敷布団の下に三つ折りマットレスを併用するのがお勧め
選択2 硬わたあり、ボリュームタイプ 厚み5~10cm前後、2~3層、硬さ普通 フローリングなどで床つき感が気になる場合は、敷布団の下に三つ折りマットレスを使用
選択3 硬わたあり、極厚ボリュームタイプ 厚み15cm前後、3~5層、少し硬め 畳はもちろん、フローリングやフレームのみベッドにも床つきなく使える

 

・三つ折りマットレス付羽根布団8点セットの例



特に板敷きのフローリングで使われる場合は、薄めの敷き布団では床つき感が大きく敷き布団の2枚重ねや敷き布団と三つ折りマットレスとの併用などがお勧めです。
極厚ボリュームタイプ敷布団の難点は厚みがある分、押し売れなどに収納時にスペースを大きく取ることです。

三つ折りにした時の固定バンドが付いたものが売られています。 ・三つ折りマットレス付羽根布団8点セットの例 ・硬わたあり、ボリュームタイプ/極厚ボリュームタイプの例 布団とひとくちに言っても、その種類はさまざまです。

毎日使うものですから、布団について正しく知ることが必要です。
自分の睡眠スタイルに合った布団を使って、快適にぐっすりと眠ることができると良いですね。

 

・硬わたあり、ボリュームタイプ/極厚ボリュームタイプの例



布団とひとくちに言っても、その種類はさまざまです。
毎日使うものですから、布団について正しく知ることが必要です。

自分の睡眠スタイルに合った布団を使って、快適にぐっすりと眠ることができると良いですね。

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