2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(13)ーマトリックス・コンカレント開発組織 マトリックス・コンカレント開発組織 PC98シリーズは93年以降にDOS/Vパソコンとの競合激化、Windowsの浸透、低価格化の進行、ノートPCの立ち上がり、機種の多様化、などによりパソコン需要が大きく拡大し、それを受 […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(12)ー内外価格差の誤解 【閑話休題】 パソコンの黒船 “コンパック・ショック”の裏側 92年10月に$1000パソコンを引っさげて日本で販売開始したコンパックは、その低価格の衝撃や世界一のPCメーカーの日本上陸などの意味をこめ […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(11)ーコストの壁を破るノウハウ コストの壁を破るノウハウ(2) コスト低減の王道は「設計のみならず総合的に考えて、早い段階で打てる手を徹底して実行する」ことです。 98FELLOWの開発を通してどのような考え方が役に立ったかをご紹介します。(結果的に […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(10)ーコストの壁を破れ! コストの壁をやぶるノウハウ(1) 先に書きましたように、98FELLOWは前機種の価格半減が目標です。 超短納期の壁に加えて、もう1つのコストの壁は利益が出せるかということです。 結論からいうと、大枠のコスト削減方針を決 […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(9)ーBottle-Neck(びんの首) Bottle-Neck(びんの首) ボトルネック(Bottle-Neck)を辞書で引くと[びんの首、狭い通路、仕事の進行などで障害となるもの、隘路]とあります。 また、IT情報用語辞典では、「生産工程の中にはボトルネック […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(8)ー納期の壁を破る! 納期の壁を破る! 92年10月末に「98FELLOW疾風開発プロジェクト」を立ち上げ、全員がミッションを共有してベクトルを合わせる「キック・オフ会議」を済ませると、NEC新潟工場は急に熱気を帯びてきました。 まず、最大の […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(7)ー超コンカレント開発のマジック(2) 超コンカレント開発のマジック(2) コンカレント開発とは一連の開発プロセス間を直列ではなく、並列に走らせ、同時進行させて開発期間(開発リードタイム)を短縮する手法のことです。 このコンカレント化の範囲は、開 […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(6)ー超コンカレント開発のマジック(1) 超コンカレント開発のマジック(1) よく開発線表は「右から左に引け」とOBに言われました。 即ち、右側の出荷開始日は動かすな、遅らせるな、左側に向かって前プロセスの開発工程をキチンと計画し、考え漏れのない練った開発 […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(5)ー金科玉条の「互換性」 金科玉条の「互換性」 以前の記事にPC98が国民機と言われるまでに浸透した理由の1つとして ・PC98で動くアプリケーションソフトや拡張機器の豊富な資産の蓄積、 その資産を維持し拡大するために ・旧型機との徹底した互換 […]
2019年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月25日 m.m 伝説のパソコン:98FELLOW物語伝説のパソコン:98FELLOW物語(4)ー国民機を支えたPC98開発&生産組織 国民機を支えたPC98開発&生産組織 ここで90年代前半のNECのPC98の開発部隊、生産部隊の組織を振り返っておきます。 PC98シリーズが82年に初代のPC-9801を世に出してから04年3月に最終出荷の終焉を迎えま […]